ベトナム釣行記「インプレ:AVAIL製ウルトラライトレベルワインダー導入」

2016年 4月2日

軽量レベルワインダー、前から非常に気になっていた。千鳥屋さんという職人さんが制作されたABUカスタムパーツがブログ上で紹介されており、かねてからレベルワインダーの軽量化がもたらす恩恵が素晴らしいというインプレも拝見していた。なんせ価格は高いし出回っておらず、指をくわえて見ていたところ、ついに期待の新製品が我らのアベイル社から登場した。

速攻オンライン購入し、はるばる海を越えて自分のもとに届いた貴重なパーツを25Cに早速取り付ける。

まずは見た目。はっきり言って超カッコイイ。ガンメタカラーをゲットしましたが、高級感があり、渋い。アベイルの軽量スプールとバッチリマッチング!

重さを測ってみると、オリジナルパーツの約三分の一の重量。この違いがどれほどキャスタビリティーに反映されるのか、試してみる。

ウォームシャフトを外していざ装着、するといきなり問題発生。

うそー、入らない。

バレーヒルのベアリング付きシャフトとは合わない設計なのか、どれだけ頑張ってもハマらない。むしろ抜けなくなり焦る(汗)。諦めて純正に戻した。ボールベアリング機構をひとつ失い、この時点でだいぶゲンナリ。

さらにコグホイールの回転が悪くなっており、よく見てみると、

錆びていた。ベアリングゴリゴリ。やはり海水の影響か。

コグホイールもこの際ノーマルに戻してしまえとボールベアリングさらにマイナス1。さらにテンションはガタ落ち。

組み込んでハンドル回してみた。

ベアリング減ったし、そんな期待はできないだろう・・・。クルクル。

ん?、、、、んっ~!!軽い!まさにウルトラライトやー!

早速キャスティングシンカーをつけて自宅アパートの中庭で試投。

!!!!!!!!!!!

引っかかるような抵抗が全くなくなり、ヤバイ飛び!これならウォームシャフトのベアリングや、コグホイールのベアリングはいらない、むしろ海水使用においては錆びやすく余計なんじゃないかと思えるほどだ。大げさではなく軽量ルアーのキャスティングの飛距離がコグホイールとレベルワインダー社外品換装時より15%ほど伸びた印象だ。何よりもバックラッシュも起こりにくくなり、キャストの安定感が向上した。おそらく遠心ブレーキセッティングの抵抗をもう少し落とせるので、さらに飛距離が伸びそう。まだまだイジリ甲斐が出てきた。

それにしても、ここまで変わってしまうのかという驚きは隠せない。軽量スプール+軽量レベルワインダーの組み合わせは、羽を得たかのような飛び心地に一度体験すると病みつきとなる。ネットショッピングではどこも売り切れになってきており、相当エンドユーザーからの反応がいいのではないか。

ウォームシャフトとコグホイールを社外製に変えるくらいなら、まずはこのウルトラライトレベルワインダーを猛烈レコメンド!キャストにおけるレベルワインダー軽量化の重要性、非常に勉強になった。

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