2016年5月10日
本日、夕食後にアパート中庭にて試投した。安全に気をつけて、また再利用も兼ねてアンモナイトシャッドのテールが切れたものをオモリに使用した。重さ:フック含め約18g、PE3号(ラインたくさんロストして80mほど)ロッド:モレーナ53、これにウミホタルを差し込んでいる。軌道が光って見えて、楽しい。
アンタレスといえばやはり遠投性能。あまりに凄すぎたので追加インプレ。今回は個人的な表現でこの異次元の飛びを以下、お伝えさせていただきたい。
まずはPEモードにダイヤルをあわせてブレーキをレベル6から下げていく。レベル6は安全モードって感じ♪
LV.5 安定モード、LV.4 めちゃ飛びモード、LV.3 激飛びモード(バックラ少し怖い)、LV2. 降参ですモード、LV1. 神様モード
LV. 6は普通の飛び、LV7&8はよほどの強風でなければ使わないでしょう。もちろんルアーが変われば違うインプレとなる。
LV.5から、アンタレス凄っ!という印象。LV.1、LV2.は追い風など良い条件であればいい感じだが、バックラに気をつける必要あり。シングルハンドキャストでMAX40mほど。すげぇ!
ブレーキを弱めればバックラしやすくなるのはアナログ制御と同じなので、ラインが浮けばサミングすれば良く、DC使用時における違和感などは感じない。それよりも飛行中の安定した無駄ないブレーキが非常に気持ち良い。
ここで、ある宣伝文句を思い出した。「ジムの記録はXモード、レベル5で109m越え!」。。。恐る恐るサイドパネルを開けてXモードにダイヤルを入れる、というのも前回空き地でトライした時はあまりの回転の凄さと、それでもバックラしない気持ち悪さ(良さ)におののいた。明らかに自然の法則を逸脱したデジタル制御が生み出す飛距離に、バックラッシュからのルアーロストを恐れてロッドを振りきれなかった。
今回もXモード一投目から、別ステージにおり立った感じがした。すごい飛距離だが十分安定している。Xレベル1.無重力の世界、的な飛び具合(最終的に私のお気に入りセッティグとなった)。このモード、ドラゴンボールの世界でいうならばスーパーサイヤ人。電子制御のパワーをビンビン感じながら安定してルアー飛行が楽しめる。
武道の世界であれば黒帯の初段か。それほどレベルひとつの違いが段違いの難しさとなり、しかし、確実にさらなる飛距離を叩き出す。私は結局レベル3までが限界だった。ちなみに前回試投した鉛チューンフロッグは後日計測すると3/4ozあったのだが、その時実はレベル5だった。あまりのスプールの回転の激しさに、キャストミスでスプールを抑えたところ、指がやけど寸前になったことは言うまでもない。
このリールは己のキャスティング技術がレベルの違いとして見えるような設定であるところが、素晴らしいと思う!万が一レベル8をフルキャストできるようになれば、おそらく世界一のキャスティングマスターとなっているだろう。
それでもレベル2をもし常に使えれば、釣り場ではヒーローになれるだろう。このセッティングなら50メートル近く投げられるかもしれない。
ということで可能性は未知数なアンタレスだが、逆に軽いルアーはどれほど使えるのか試してみた。
ワームを半分ほどちぎってキャスト、むしろ空気抵抗が減ったからか、同等もしくはそれ以上の飛距離が稼げた。頼もしい。
どんどんワームをちぎって6gほど(帰宅後計量)になったが、それでも25mほどキャスト可能。
最終的に4g(帰宅後計量)ほどを20m近く投げれるところまで確認できた。
ところで今回の計測はシングルハンドルキャストでのチャレンジなので、ダブルハンドルのサイドスローであれば飛距離は更に伸びるだろう。次は障害物なく広い場所にてチャレンジする。
価格もウルトラ高いけど、釣りを本気でやる人には確実にこの進化とその恩恵が、更なるレベルアップに導いてくれる、そんな溺愛できそうなリールをゲットできて大満足だ。シマノ、ありがとう!
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