2016年2月28日釣行
今週末も、相変わらずでかいバラを求めて、大きすぎるリュックを背負って早朝から出陣した。今日も先週と同じく先輩二人と同行だ。今日は通称333池に行く。ここは渡しの船に乗り直接池に向かうためジャングルウォークを伴なわず、フローターでも運搬において苦痛はない。
池に到着したが、どうも水質が良く無い。また、水門が開放されればその分一気に活性が高い魚が集まってくる可能性があるが、残念ながら今日は潮のタイミングがあわず、納竿時間までは川の水位は下がる一方である。
さて、どうするか。水質が良さそうなワンドに入る。風通りが良く、水に動きがあるため溶解酸素量が多いのか、たくさんのベイトが群れており、バラがいるならここだろう。朝一に手に取るルアーはもちろんトップだ。Pop-R P60をマングローブの際に打っていく。タックルは先週と同じで、軽いルアーも快適にビシビシとポイントを狙える。一通りやったあと、新しく仕入れたルアーを投入。シャッドラップ5だ。サイズ7に溺愛したことと、サイズ5でもリール的に問題がなさそうなので、昨日釣具屋で仕入れたものだ。ベトナムでもラパラルアーが揃う幸せ、代理店でもあるMinh Thanh Tackleに感謝。
肝心のアクションは、ただ巻きでもジャークでも本物のエサのよう。サイズを落とした分、竿を立てればより表層を泳がすことができる。これはいけるでしょう。数投後、ルアー回収寸前の水面に大口を開けたバラが飛び出してきた! フローターからわずか距離2mの出来事。アタック時に喉の奥まではっきり見えたことは、バスでも未だかつて経験したことがない。おおっ、と反応してロッドを寝かせたら、そのままフッキングした。そして難なくキャッチ成功。サイズは大したこと無いが、今日も朝一のヒット、それも水の流れとベイトを確認して入った最初のポイントで狙い通りに釣れたことは、素直に嬉しい。ロッドも柔らかくて大正解だ。
きっとまだ魚はいると信じて粘ってみたが、次の反応を得ることはできなかった。切り上げて縦横無尽に池のポイントを探していくが、確信を感じられるポイントは多くない。先輩からチヌが良く釣れるポイントを教えてもらいチャレンジしたが、反応なく、視認でも魚を見つけられなかった。やはり、活性はよくないのか。
結局、そのまま納竿。先輩二人も反応は皆無だった。片付け時にアクシデント発生、フローターのメッシュテーブルとお支えるポールを、水門を渡るタイミングで橋下に運悪く落とし、濁流の渦に飲み込まれそのまま大河に流れていってしまった。これで、しばらくフローター釣りはお預けだ。パーツが手に入るまではバラ釣り原点のオカッパリをやることにしよう。
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