ベトナム釣行記「釣行日記:ふたたび無人池」

2016年3月27日釣行

今日も行くぜ、無人池。

じつは釣行前夜に軽い発熱があった。正直迷ったが、私は釣りをすると元気になる性質なので強行した。今日の心配のタネは、はじめてローカルバスに乗車することだ。混んだら大変だなと思いながら先輩のバイクの後ろで揺られフェリー乗り場に到着。いつもありがとうございます。それにしてもフェリーの渡し賃片道1,000ドンは安いね。

対岸につきバスに乗り込む。どうやら行きは空いているらしい、空いている席に座った。トコトコとのどかに湿地を走ると案外快適で安心した。

バス停はないので運転手に降ろしてくれといって道端に降りる。歩いて無人池に到着し、いつも通り管理人のおっちゃんにお土産を渡す。ニコニコしてなにやら楽しそうな話をしてくれるのだが、いつも言葉がわからず申し訳ない。おそらく近況の釣果だが、果たして釣れているのか?

今日はもう一つはじめてのチャレンジをする。木船からの釣りだ。またまた先輩に操船をお願いしてしまい、恐縮だが、その分魚を釣って恩返ししよう(笑)。

今日もタックルはアライくんロッド+25c。前日にメンテナンスしたおかげで、すこぶる調子がよい・・・はずだったのだが。開始早々「ガコッ」という音がして、リールが止まる。巻きが異常に重くなった。無理やり巻いてみたがやはりおかしい。レベルワインダーが左端に行ったきり戻らなくなった。どうやら故障か、なぜかレベルワインダー裏の蓋が外れかけている。昨日はネジ締め切ったのにおかしいなぁ。揺れる船上で慎重に分解すると、パイロットガイドが削れて鉄粉が付着していた。戻してみても直らない、お釈迦だ。

仕方なしに全部外して、駄目元でレベルワインダー無しで組み上げてみた。ロングキャスティング競技者はアブのレベルワインダーを外す、なんて聞いたことがあったのだがまさか実釣は無理だろう、と思いながらファーストキャスト。

ウィーン!えー、めっちゃ飛ぶわ!はっきりいって別次元。で、肝心の巻き上げだが、案外問題ないぞ。なんとか釣りが再開できて嬉しかったが、意外な発見があってダブルラッキー。レベルワインド無しの飛距離は目を見張りますので、気になった方や同じトラブルが発生した時は是非お試しあれ。

糸は偏りやすいが、結構集中して釣りができる。再開後すぐにチビチヌがヒットした。シャッドラップ5の早巻きに飛びついてきた。ロッドを立てればシャローを泳ぐ、これ好きです。トラブル後の一本はちょっと嬉しかった。

その後、実績ポイントを先輩が操船して回るも不発。最近の話では結構おいしい思いをしていたらしいので、どういうことだろうか。水も悪くないが、バラからの反応はない。

その後、先輩がチヌを一本釣り、私もチヌ一本追加。少しサイズアップ。帰り際にもう一人の先輩が見事ダツを釣り上げ、かろうじて全員坊主を逃れ、帰路に着いた。

ちなみに、帰りのバスは非常に混んでいて、つり革につかまったわたしは天井低いバスの側面に合わせて常時Cの字状態。背中が痛くなった。1時間近くの道中は大変でしたが、楽しく釣りができ、気づけばすっかり風邪も吹き飛んでしまった!

先輩、操船ありがとうございました!

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