ベトナム釣行記「ダニ池単独釣行」

2016年10月16日釣行


先週は父に誘われベトナムに赴任して初めてのゴルフデビューを果たしたが、5、6年ぶりの慣れぬスイングでつい力み、筋肉を痛めてしまった。プレー結果は、もともとド級の下手くそなのでお話にならないレベルではあるが、一緒にプレイした友人のアドバイスを少々聞いただけで空振り三振から途端にボールが飛ぶようになった。アドバイス通り自信を持ってフルスイング、頭はブラさない。この二つを意識しただけで、見違えるほど上達したのだ。この二つは釣りのキャスティングにも通じる要素である。たとえショートキャストする場合も、己を信じてしっかり竿を曲げるとコントロールも良くなる。頭固定の重要性は過去にも記述した通りだ。釣りは生き甲斐であり休みも限られておりなかなかゴルフに気が向かぬが、プレーヤーに迷惑をかけない程度の社交ゴルフスキルは今後のビジネスでも必要かと思う。できれば釣りの接待ができれば最高なのだが。

さて、序盤から話は逸れたが、本題は釣り。今週はカンヨーバス釣行のため、朝5時に自宅を出発しフェリー乗り場へとタクシーを飛ばす。ここのところ大雨が続いており途中の道路は冠水状態。同行者2名はバイクを運転してくると聞いていたので、若干心配していたが予想が的中した。フェリー乗り場で待機していると電話が鳴る。やはり冠水道路を突破できないということで、同行者2名は出発前から戦線離脱した。昨晩の大雨と大潮のタイミングが重なり予想外の水量となったためだ。

これで一人になってしまった。帰宅という選択肢も頭をよぎったが、楽しみにしていた釣行をこのままで終わらせるわけにはいかない。ということで以前からやってみたかった単独釣行を決行した。フェリーもバスも乗れるようになっているし、ベトナム語がわからなくても何とか池の管理人と交渉できるだろう。


フェリーを降り、バスに乗り込み、スマホのGPSで位置を確認しながら目的地を目指す。今日はもともと同行者と無人池のボートに乗るつもりだったが、さすがに一人で操船はできないので、ダニ池の水路撃ちに決めた。バスを降り池の入り口まで歩く。いつも手土産を渡すのだが、今日は同行者にお願いしており手ぶら。大奮発の10万ドンなら問題ないだろうと、紙幣を握り管理人にシンチャオと挨拶する。お金を渡してあっさり関門通過。お茶飲んでけ、なんて気を利かせてくれたが、コンサオ(気にしないで)、シンカモン(ありがとうございます)と私の数少ないベトナム語ボキャブラリでうまく切り抜け水路へと急ぐ。朝マズメにお茶を飲む余裕などないのだとは、ハナから説明できない。


水路に到着し、タックルの準備をする。今日はボート乗船の予定だったのでアライくんロッドと2500cの一本のみだが、水路撃ちにはバッチリだ。さて、どのルアーから攻めるか?やはり本命のジグヘッドリグを結んだ。水路の流れは激流となっており、バラマンディは流れの中心を避けて岸際のくぼみやストラクチャーに着いているに違いない。忍び足で怪しいポイントに近づきフリップキャストでピンポイントを攻めていく。すぐに答えは出た。岸際のくぼみポイントに流れに乗せたルアーを誘導してアプローチすると、まさかと思うほど狭いスペースから魚体が飛び出した!

くぼみから流れに急突進した銀の塊は、はじめ上流に突っ込み抵抗を見せた。もしこの激流に乗って下流に走られたらマズイと思ったが、バラマンディの習性だからか、それともすぐに水門があるので行き止まりと知っているのか、流れに頭を向けた状態で大人しくなった。無事ランディング。釣り開始5分の出来事だ。狙い通り最高の一本、45cm! 天然バラマンディの自己最高記録だ。もしかしたらVADにも入賞できるサイズかもしれない。ブラックバスのフローターフィッシングのようにポイントを予測して、キャストを決め、バッチリ釣れた時の感動に勝るものはない。それにしてもバラマンディとは、流れとストラクチャーが絶妙に絡むポイントであれば、こんなに簡単に釣れる魚だったとは。以前も水路で釣り開始食後に何本もあげているので流れを利用して捕食ポイントで待ち構える魚であることは間違いない。しかし、まだまだ生態の解明調査は始まったばかりだ。


そのあとも水路に絡むマングローブの隙間にルアーを落とし込むと、どんどんバラマンディがアタックを仕掛けてきた。しかし全て突くようなショートバイトでフックアップしない。魚体が見えるのでエキサイティングだが、なぜガッチリ食わないのかはわからなかった。バイト後にルアーを変え探ってみるも無反応。気まぐれではない何か原因があるはずだが、結局手がかりをつかみきれずそのあとはノーキャッチで終了した。本池も一通り試してみたが反応なし。昼頃に流れが変わり、水路から本池に水が流れ混んできたタイミングに集中して流心付近の反転流が巻いているポイントに魚が付いているかと信じて投げ続けたが反応は得られなかった。この日のバイトは水路で計6回、通常では考えられないような状況であった。
納竿、またバスに揺られ帰宅した。

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